ステータスは、進化系のメタルエテモンと比べると、地味にSPと知力、素早さが高かったりする。完全体としては、バランスの取れたステータスで、使いやすいだろう。
さらに、究極体でも持つデジモンが限られる、全体貫通系必殺技を持ち、色々優遇されている感が有る。
闇属性ウィルス種なので、光属性の必殺技は怖いところで、究極体相手だと厳しい戦いを強いられるだろう。
スロットは2つあるので、状態異常対策もある程度できるので、及第点といった所か。
究極体デジモンらと比べると、流石に知力が低いため、大ダメージこそ狙えないかもしれないが、対策されにくい麻痺にする効果が付いているので、積極的に狙っていきたいところ。
何より、初代デジモンアドベンチャーでエテモンを演じられた、増谷康紀さんのボイスエフェクトが聞けるのが、この必殺技一番の特徴。初代デジモンアドベンチャーを見ていて、まだ聞いたことがない人は、ぜひとも聞いて郷愁に浸ってみてほしい。
覚えるスキルは闇属性と、補助系スキルを覚える。必殺技が全体攻撃なので、単体攻撃を覚を覚えさせておきたい。
サポートスキルの強化サルスーツは、メタルエテモンと共通で、受ける物理ダメージを15%軽減してくれるというもの。メタルエテモンのページにも書いたが、その効果については下記の内容。
物理攻撃への耐性は、同じく防御力を15%上昇させるサポートスキルの鉄壁があるが、どちらがいいのか分かり辛いのではないだろうか。そこで、カンタンな例を用意してみた。
例1.
自分デジモンの防御力:100
相手デジモンの攻撃力:200
a.鉄壁の場合
受けるダメージ=相手デジモンの攻撃力-自分デジモンの防御力
=200-(100×1.15)
=85
b.強化サルスーツの場合
受けるダメージ=(相手デジモンの攻撃力-自分デジモンの防御力)×(1-0.15)
=(200-100)×0.85
=85
上記例の場合は、鉄壁の守りも強化サルスーツも受けるダメージは変わらない。
では、相手デジモンの攻撃力を変えて見てみよう。
例.2
自分デジモンの防御力:100
相手デジモンの攻撃力:300
a.鉄壁の場合
受けるダメージ=相手デジモンの攻撃力-自分デジモンの防御力
=300-100×1.15
=185
b.強化サルスーツの場合
受けるダメージ=(相手デジモンの攻撃力-自分デジモンの防御力)×(1-0.15)
=(300-100)×0.85
=170
どうだろうか。今度は鉄壁の守りも強化サルスーツの間で、少しではあるものの受けるダメージの差が出てきた。
上記の例からわかるとおり、受けるダメージが大きければ大きいほど、強化サルスーツの方が受けるダメージが少なくて済むはず。とは言え、それ程大きな差にはならないので、どちらを選んでもいいかもしれない。
逆に併用すると、物理攻撃への耐性は、正しく鉄壁となる。
余談だが、エテモン、メタルエテモン、プリンスマメモンと出すなら、キングエテモンも出てたら、色々楽しそう。