2015年8月27日木曜日

エテモン

エテモン
 初代デジモンアドベンチャーを見ていた人ならお馴染みのエテモン。声優さんは、当時と同じ増谷康紀さんが、ストーリーモードをはじめ、必殺技のエフェクト等を担当してくださっているため、15周年にふさわしい、ファンなら感涙ものの演出。

 ステータスは、進化系のメタルエテモンと比べると、地味にSPと知力、素早さが高かったりする。完全体としては、バランスの取れたステータスで、使いやすいだろう。
さらに、究極体でも持つデジモンが限られる、全体貫通系必殺技を持ち、色々優遇されている感が有る。

 闇属性ウィルス種なので、光属性の必殺技は怖いところで、究極体相手だと厳しい戦いを強いられるだろう。
 スロットは2つあるので、状態異常対策もある程度できるので、及第点といった所か。
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 必殺技のラブ・セレナーデは、知力貫通全体攻撃で、15%の確率で対象を麻痺にする効果付。
究極体デジモンらと比べると、流石に知力が低いため、大ダメージこそ狙えないかもしれないが、対策されにくい麻痺にする効果が付いているので、積極的に狙っていきたいところ。
 何より、初代デジモンアドベンチャーでエテモンを演じられた、増谷康紀さんのボイスエフェクトが聞けるのが、この必殺技一番の特徴。初代デジモンアドベンチャーを見ていて、まだ聞いたことがない人は、ぜひとも聞いて郷愁に浸ってみてほしい。

 覚えるスキルは闇属性と、補助系スキルを覚える。必殺技が全体攻撃なので、単体攻撃を覚を覚えさせておきたい。

 サポートスキルの強化サルスーツは、メタルエテモンと共通で、受ける物理ダメージを15%軽減してくれるというもの。メタルエテモンのページにも書いたが、その効果については下記の内容。
 物理攻撃への耐性は、同じく防御力を15%上昇させるサポートスキルの鉄壁があるが、どちらがいいのか分かり辛いのではないだろうか。そこで、カンタンな例を用意してみた。

例1.

自分デジモンの防御力:100
相手デジモンの攻撃力:200

a.鉄壁の場合
受けるダメージ=相手デジモンの攻撃力-自分デジモンの防御力
=200-(100×1.15)
=85

b.強化サルスーツの場合
受けるダメージ=(相手デジモンの攻撃力-自分デジモンの防御力)×(1-0.15)
=(200-100)×0.85
=85

上記例の場合は、鉄壁の守りも強化サルスーツも受けるダメージは変わらない。

では、相手デジモンの攻撃力を変えて見てみよう。

例.2

自分デジモンの防御力:100
相手デジモンの攻撃力:300

a.鉄壁の場合
受けるダメージ=相手デジモンの攻撃力-自分デジモンの防御力
=300-100×1.15
=185

b.強化サルスーツの場合
受けるダメージ=(相手デジモンの攻撃力-自分デジモンの防御力)×(1-0.15)
=(300-100)×0.85
=170

 どうだろうか。今度は鉄壁の守りも強化サルスーツの間で、少しではあるものの受けるダメージの差が出てきた。

 上記の例からわかるとおり、受けるダメージが大きければ大きいほど、強化サルスーツの方が受けるダメージが少なくて済むはず。とは言え、それ程大きな差にはならないので、どちらを選んでもいいかもしれない。

逆に併用すると、物理攻撃への耐性は、正しく鉄壁となる。

 余談だが、エテモン、メタルエテモンプリンスマメモンと出すなら、キングエテモンも出てたら、色々楽しそう。
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