ベルフェモンSMは通常の究極体だが、こちらのRMはなぜか超究極体扱い。後述の必殺技と相まって、最高のダメージを叩きだせるが、七大魔王では、ベルゼブモンと並んで使い辛い。
問題は、レベルが低いうちは、必殺技を使用できないほど低いSP。さらに、装備スロット0であるため、能力の強化や状態異常対策ができないのも、使い辛さに拍車をかけている。
サポートスキルで眠りを防ぎ、なおかつスロットが1つあるベルフェモンSMの方が断然使いやすい。対人戦では、状態以上対策は必須に近いので、レストアなどで状態異常を回復しつつ、ステータスバリアや、神秘の護り×2などで状態異常を防ぎつつ戦うのが必須となる。
素の状態では、247×3=741、データ種相手ならそれが2倍になるので、大半のデータ種デジモンは、一撃でダウンできる。
ただ、超究極体扱いのベルフェモンRMの必殺技の場合、消費SPが消費メモリ22デジモンたちと比べて一回り高く、ベルフェモンRM自体がその消費SPに耐えられないところ。素の状態で1回でも使えば、SPを回復しない限り使えなくなる。そのため、複数回使用するならば、特訓で割り振るパラメータをSPに振ったり、SP回復手段を用意しておく必要が有る。
覚えるスキルは、ベルフェモンSMと共通で、闇・地面属性を覚えるが、ベルフェモンRMは知力が低いので、魔法攻撃を覚えさせても、メリットは無い。攻撃スキルとして使えるのは、デストロイキャノンⅢくらいか。
他のデジモンから、低いSPを補うためのフィジカルドレインや、他の属性の物理攻撃を覚えさせた方がいいだろう。
サポートスキルの怒りの咆哮は、アタック時に完全体以下を30%の確率で即死させるという効果。即死させる効果の中ではダントツで高いのだが、肝心の対人戦では、完全体と対峙する機会は少なく、相手パーティにいても1~2体が大半であるため、なかなか活きる機会が少ないように思える。ストーリーモードで経験値稼ぎするにも、プラチナヌメモンの方が有用なので、全く輝かない。
総合して、全体的なスペックとしては使い辛いので、消費メモリ22で必殺技のSPも抑えて、スロットが1つでもあれば、全然違ったかなと思う。対人戦で自分も何度か試しに使ったが、使い辛くその力を発揮する前にボコボコにされまくるので、専らファン御用達デジモンだろう。