高めの攻撃力と素早さを備えたミラージュガオガモンのバーストモード。進化元のミラージュガオガモンよりもSPと知力が無駄に上がっているが、他のステータスは軒並み下がっているため、純粋な強化型とは言えなさそうだ。
風属性だったミラージュガオガモンとは異なり、光属性へと変わっている他、スロット数が1つ減って、2つになっている。種族はデータ種のまま。ご存知の通り、ウィルス種には闇属性が揃っているので、彼らの恰好の標的になってしまう。とはいえ、データ種光属性は少なかったので、そういった面では選択肢が増えた。
Sponsor Link
必殺技のフルムーンメテオインパクト(威力:120)は、光属性単体物理攻撃で、30%の確率で対象をスタンさせる効果が付いていて、クリティカルが発生しやすい。恩恵を受けやすい光属性なので、他のデジモンのサポートスキルで強化はしやすく、効果が2つ付いているのは優秀。
覚えるスキルは、自身と同じ光属性をメインに覚えるが、有利な闇属性はウィルス種が大半なので、わざわざ覚えさせる必要は無いかなと思う。バグメインで戦略を練るなら話は別だが、封じられた場合が悲惨。
しかし、自身のサポートスキルと噛み合っておらず、光属性を弱点とするワクチン種闇属性が少ないのがマイナス。究極体以上では、オメガモンズワルトしかおらず、見かけることは稀なので、3倍ダメージを狙える機会が少ない。
サポートスキルのミラージュバーストは、物理攻撃による受けるダメージを25%増加させる代わりに、知力が20%増加するという効果。このサポートスキル補正を併せると、ミラージュガオガモンBMは、物理攻撃も魔法攻撃のいずれにも、高いダメージを出せるようになる。
しかし、サクヤモンなどの知力が15%増加する巧みな知恵と比較すると、デメリットが増えてる割には、上昇率がそれに見合っておらず、かなり見劣りする。また、自身の物理必殺技とも噛み合っていないのが残念。正直なところ、現在上手いこと活かせる方法が思い浮かばない。知力タイプ同士になったらぶつけて、徹底的に知力をアップさせて、自分は物理攻撃で攻めるか?それならば、知力が高いデジモンから受けるダメージを軽減しつつ、物理でダメージを与えやすくはなるが…。
今回追加されたバーストモードデジモンの中では、ステータスの変化もあんまり意味が無く、サポートスキルも使い方が難しいため、全体的に残念な印象を受ける。